私は、50代に入って断捨離を本格的に始めました。

その理由は、若い頃には全く予測がつかないことでした。今回は、50代断捨離をする理由メリットについてご紹介します。

 

50代はもうシニアなのか?

去年、50代の仲間入りをしました。実感としては49才と50才では、かなり違う。

 

「たった1才の違いでしょ」と思われますか?

 

しかし、50才になるとシニアにグーンと近づいた気がするのです。
40代ならまだ中年枠でいられますが、50代になるとシニア枠に分類されることもあるんです。

 

例えば、映画館のシニア割引。地元の映画館で、55才以上の人にシニア割引があると知った時、軽いショックを受けました。

 

55才でもうシニアなの?

 

私は、シニアは60才からという認識だったので、50代でシニア扱いされると悲しさを覚えます。割引してくれなくていいから、シニア枠に入れんどいて(笑)

 

50代はもう若くはありませんが、高齢者でもない中途半端な年代なのではないでしょうか?

 

50代になって断捨離を本格的に始めた3つの理由

40代前半で最初の断捨離を実践しました。
そして、50代になってから2度目の断捨離を始めた理由は3つあります。

 

1引っ越しをするため

2年以内に、マンションに引っ越しをする予定です。
一戸建ては、収納スペースがたくさんあるので、物の置き場には困りませんが、マンションは収納が限られています。

 

そのため、必然的に物を減らさないといけない環境にあります。引っ越しの時に荷物が多いか少ないかで料金にも差がつくので、グンと物の数が減るはずです。

 

2母の物の処分の経験から学んだから

83才の母は、認知症で施設に入所しています。
認知症の末期で、コミュニケーションもできません。

 

引っ越しにあたって、母の所有物の処分も進めています。

母は物をたくさん持っている人なので、処分にかなりの時間と労力を使います。
なにしろ、学生時代の教科書や20代の頃の服まで捨てずに持っていたのですから。

 

たくさんの物を残して亡くなったり、重い病気になると、残された家族がその人の物の処分をしなくてはいけません。その結果、家族に重い負担を背負わせることになるのです。

この経験から、自分の物も減らしていかなくてはと考えるようになりました。

 

3病気で思うように動けなかったから

私は50代を目前にして足の病気になり、1年半もの間、思うように出かけられず悔しくもどかしい思いをしました。まさかこんな病気になるとは想像もしていませんでした。

 

いつ何が起こるのか分からない。想像もしなかったことが起こるのが人生です。

 

だからこそ、体が動くうちに断捨離をして物をミニマムにしておかないと、手遅れになってしまう。そんな気持ちが人一倍強いのです。

 

病気になってからの節約術を書いた記事です⇒50代のシンプルライフ〜病気をしてからお金の使い方が変わりました

 

50代の断捨離で得られるメリットは?

50代の断捨離は、老後を目前にした最大のチャンス。
今のうちにやっておけば、老後にシンプルで快適な暮らしをおくることもできるはずです。

 

体力があるうちにやっかいな物の処分ができる

50代は、持病のある人もいますが、全体的にはまだまだ体力がある人の方が多い。
だから、処分のしにくい物は早めに手をつけておいた方がいいでしょう。

 

処分しにくい物の代表格は、思い出の品。思い出の品がたくさんあると、残された家族に確実に迷惑をかけます。

 

私は、卒業アルバムを思い切って断捨離しました。見返すことはほとんどないし、引っ越しの時にも荷物になりますから。重いアルバム数冊がなくなり、クローゼットのスペースもすっぽりと空いたので、心まで軽くなりました。

 

卒アルの断捨離の詳細について書いています→個人の書類を処分してくれる業者で卒業アルバムを断捨離

 

老後はシンプルで心地よい暮らしができる

家の中にある物の大半は、過去に好きだった物、必要とした物です。

 

部屋を一通りチェックしてみたら、一度読んだきりの本や手に取ることもなくなったCD、昔の映画やお芝居のパンフレット、絵画展の画集、未使用のお土産の香水、友達からもらった雑貨など、今や不用品と成り下がってしまった物であふれていました。

 

断捨離をするまで意識を向けてなかったけど、こんなにたくさんのいらない物に囲まれて生活していたとは驚きです!

 

少しずつですが、理想とするシンプルで心地よい暮らしに近づいています。服に関しては、フォーマルを除いて1年で1回も着ない服がないワードローブを目標としてます。

 

この調子だと、老後はシンプルな暮らしが実現するはずです。

 

無駄な買い物をしなくなる

物を捨てたり、処分するには時間も労力もかかります。使いきれなかった物を捨てる時は心も痛みますしね。

 

その経験から、新たに物を購入するのを控える習慣が身につきます。

 

今や生活必需品以外は、時間をかけて判断するようになりました。

 

「あれが欲しい!」という物欲も、数日間寝かせることにより、小さくしぼんでいくことも分かりました。そして、その時の買わない判断は正しかったと思うのです。

 

それに、メルカリで物を社会に循環させる習慣が身につきました。捨てるよりも再利用してもらえれば、物を活かすこともできてうれしいですから。

 

50代で断捨離をするメリットは、その後の人生にも大きな影響を及ぼすでしょう。

私もまだ断捨離の途中。これからも少しずつ進めていきます。