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カレン・キングストンの片付けを実践〜ガラクタ捨てれば自分が見える

カレン・キングストンの「ガラクタ捨てれば自分が見える」を読みました。箱を使った片付け術や心のガラクタを捨てる方法など効果が期待できそうで、やる気にさせてくれる本でした。そこで、早速カレン・キングストン流の片付け実践した感想を書いていきます。

 

カレン・キングストンの片付けではガラクタを箱に分ける

カレンは、部屋を綺麗にするためにガラクタを処分する4つの箱を用意しましょうと提案します。

 

*彼女の言うガラクタとは、使わないもの、好きではないもの、整理されていないもの、狭いスペースに押しこまれたもの、修理が必要なものです。

 

その箱とは…

 

*ゴミ箱行きの箱

*修理用の箱

*リサイクル用の箱

*移動用の箱

 

出典:ガラクタ捨てれば自分が見える

ゴミ箱行きの箱は、文字通り捨ててしまってもかまわない物を入れて、修理用の箱には、修理をして使う物を入れます。

 

そして、リサイクル用の箱には、リサイクルに出したり、売ったり、人にあげる物を、移動用の箱には、他の部屋に移動させる物を入れます。

 

そこで、早速カレン流片づけを自分の部屋でやってみました。

 

でも、修理する物と移動させる物は見当たりませんでした。部屋によっては、4つも箱を用意する必要はないかもしれませんね。

 

ただ、片付け初心者には第5の箱が必要になるかもしれません。

 

*ジレンマ箱

どう処分するか、まだ決められないもの。

 

出典:ガラクタ捨てれば自分が見える

 

これは、まさに必要な箱です。

 

判断に迷う物って必ずありますから。迷うと今まで捨てる判断を保留にしてきました。それが、断捨離が進まない理由でもあるのですが。

 

ジレンマ箱に入れた物は、今度いつチェックするか決めておくのがルールだそうです。

 

私がジレンマ箱に入れたのは、

 

  • ・心理学の通信講座の教材

・仕事で使っていた本など

 

心理学の教材は、7年前に購入し、1年間添削指導を受けていました。勉強したことに後悔はありませんが、今はほとんど見返すことがない物。

 

仕事で使っていた本は、メルカリで売ることも考えましたが、会社で使っていたので、自分の名前が書いてあり、出品を控えていました。これも使っていないので、捨ててもいい物なんです。

 

でも、なぜかすっきり捨てる決心がつかないのです。人から見れば、早く捨てればいいのにと思うような物がなかなか捨てられない。

 

ジレンマ箱に入れた物は、1カ月後に最終判断することにしました。感想としては、期限を決めるやり方はなかなか捨てられない人に向いている方法だと思います。

 

心のガラクタをきれいにするには?

家の中にガラクタがあるように、心の中にもガラクタがたまっています。できることなら心も軽やかにいきたいですよね。

 

心配するのをやめる

私は心配性なので、今までありとあらゆることを心配してきました。そのうちの8割か9割は現実に起こることはありませんでしたが。取り越し苦労が多かったのです。

 

心配することをやめるためにまず、あなたが心の中で考えることは、その対象にエネルギーを与えることであると理解してください。ですからあなたが心配をすればするほど、その心配が現実のものになるのです!

 

出典:ガラクタ捨てれば自分が見える

 

心配すればするほど、現実になると考えると、心配するのをやめたくなりませんか?(実際、現実になるかどうかは別として)

 

私は嫌いな人のことを考えてしまう悪い癖があったのですが、カレンの本を読んでからはできるだけ考えないようにしています。それは、「あの人にエネルギーなんて与えたくないわ」と思ったからです(笑)

 

そして、こうなったらどうしようではなく、こうなったらいいなと思うことを考えるようにしています。その方が気分良くいられる時間が長くなりますから。

 

批判したり、決めつけたりしない

人を批判したくなる時ってありますよね。何であんなこと言うんだろうとか何でこんなことをするんだろうとか。そんな時、思い出したい言葉を見つけました。

 

大切なことは、人間は膨大な宇宙で起きていることのほんの一部分しか理解出来ていないことを認識することです。ですから私たちは、何人に対しても決めつけるべきではないのです。

 

出典:ガラクタ捨てれば自分が見える

 

家族や友達など親しい人に対しても、自分の体験したこと、考えていること全てを話しているわけではありませんよね。逆に、親しい人のことも部分的にしか知らないのではないでしょうか。

 

明らかに悪意をもった行為は別として、人には口にしたくない事情もあるでしょうし、価値観も違います。だから、人の言動を悪く解釈しすぎると歪んだ見方になる可能性もあるのです。

 

誰かの言動にイラッとしたら、決めつけをしていないか軌道修正をしていこうと思います。

 

 

この本のサブタイトルは風水整理術入門なのですが、全体的に風水を押し出しているわけではなく、風水に興味がない人でも読みやすい文章になっています。

 

カレン・キングストンの片付け術を読むと、すぐにでも片付けに取りかかりたくなるスイッチが入り、断捨離もはかどるし、心のモヤモヤも軽くなってきたようです。

やましたひでこ著「自在力」の感想〜心の荷物を断捨離して軽やかに

やましたひでこさんの書籍「新・ココロの片づけ術 自在力」を読みました。単なる片付けにとどまらず、心の荷物の断捨離法が書かれた深い内容の本でした。私の体験談を交えながら、本の感想を書いていきます。

 

悩みを引きずる人の特徴は?

断捨離を深めていく人は、悩む時間がどんどん減っていっている」とやましたさんは言います。

 

身近なところでは、メールやラインを送れば、返事をくれるはずとか、何かをすれば「ありがとう」と言ってくれるはずと期待をしてしまいませんか?

 

でも、現実には返事がこなかったり、ありがとうがない場合もありますよね。

 

こうして、自分と他人の価値観のズレがたまっていくと、心のモヤモヤがどんどんふくらんでいきます。

 

一方、同じ状況にあっても、短時間で気持ちを切り替えられる人もいます。すぐに切り替えられる人はココロの免疫レベルが高いそうです。

 

では、逆に低い人の特徴とは…

ココロの耐性レベル、免疫レベルが低いという要因となるのは、この3つ。

 

自己肯定感の欠如

知らず他人軸

自己制限

 

出典:新ココロの片づけ術 自在力

*簡単に言うと、知らず他人軸とは、よく思われたいと自然に他人軸になっている状態で、自己制限とは、変化を恐れている状態。

 

思い当たる節はありましたか?

 

自己肯定感も低かった私の変化

私も心の免疫レベルは低い方でした。

 

嫌なことがあると、何日も引きずることがよくありました。ベースには、低い自己肯定感や人からよく思われたい気持ちがあったのです。

 

自己肯定感の低い人は、親からダメ出しをされて育った人も多いのではないでしょうか?

 

だから、どうしても苦手なこと、できないことに目がいって、「みんなは上手くできているのに、私はだめだなぁ」と考える癖がついています。

 

それに加えて、他人軸になっていると、人の頼みを断るのが苦手だったり、自分より他人の意見を優先してしまいがち。すると、どんどん不満が募ってしまいます。

 

かつて人に合わせすぎる性格だったので、よく分かります。

 

そのため、相手が上から目線で接してきたり、雑に扱われた時もありました。そして最後には、その人との付き合いがとことん嫌になって、自分から離れてしまう始末。

 

当時は、相手のことを上から目線で嫌な人だと思っていましたが、私が適度に自己主張していれば、関係性が変わっていたかもしれません。

 

ある時、そんな生き方が嫌になって「もうみんなに好かれなくてもいいや!」と吹っ切れたのです。いい意味で開き直ったとも言えます。

 

最低限の礼儀をわきまえていれば、ありのままの自分でいて、嫌われたとしても仕方がないのではないでしょうか。

 

分かってもらいたい気持ちを手放すにはどうすればいい?

家族や他人が期待通りの言動をしてくれずに、ガッカリしたり、怒りを覚えた経験はあなたにもあると思います。

 

自在力では、義理の母親の介護をしたにも関わらず、夫がありがとうと言ってくれないと怒りを感じる70代女性の例があげられていました。

 

でも、夫が「嫁だから介護するのは当たり前」という価値観を持っていたら、いつまでたっても「ありがとう」は言ってもらえません。

 

すると、奥さんはずーっと辛い思いをしなくてはならない。これは、かなりしんどいです。

 

では、どうすればいいのでしょうか?

そもそも、「介護をしたら感謝されて当たり前」という価値観は、自分にとって有効に機能しているか、と見ていく。

出典:新ココロの片づけ術 自在力

 

つまり、感謝しない夫が正しいかどうかは脇に置いて、自分の気持ちを楽にするにはどうすればいいのかを考えます。夫にありがとうと言って欲しかったと気持ちを伝えてもいいですが、期待する答えは返ってこないかもしれない。

 

それには、わかってもらいたいという期待を、自分から手放していくほうが賢明だと。

 

と言っても、分かってほしい気持ちを手放すのは、一筋縄ではいかないもの。

 

認知症の母の介護をしていた時、あまりの辛さに弱音をはいたら、「もっと大変な人もいる」とある人から言われて、傷つきました。

 

そりゃあ、もっと大変な人はいるでしょう。でも、そんなこと言われたら、世の中のほとんどの人は何も言い返せなくなってしまいます。

 

「弱音をはくことさえ、許されないの?」と怒りと悔しさがぐるぐる渦巻いて、胸がはちきれそうでした。

 

結局、私は気持ちをただ分かって欲しかったのです。

 

今思えば、その人は認知症の介護経験がなかったから、介護者の苦労や悲しみは理解できなかったのでしょう。そして、当時の私はそっと触れられただけでもひびが入るほどもろい精神状態だった。

 

経験のない人に分かってもらえないのはしょうがないと思えるようになるまで、ずいぶんと時間がかかってしまいました。その間、怒りの感情に振り回されて、時間を浪費してしまったのです。

 

やましたさんの自在力は、物の片づけ術だけではなく、心のガラクタに片を付ける方法を教えてくれる良書でした。今の生活に生きづらさを感じている人が読むと、解決の糸口がつかめるかもしれません。

エッセンシャル思考を実践した感想とシンプルライフに取り入れる方法

グレッグ・マキューンの本、エッセンシャル思考を読みました。ビジネス書であるのですが、シンプルライフに取り入れられる要素もあります。今日は、エッセンシャル思考を実践した感想をお話します。

 

エッセンシャル思考って何?

エッセンシャル思考とは、数少ない重要なことを全力で追及すること。

 

私たちには仕事や家事の他にも友達、親戚とのお付合い、町内会の行事、趣味とやることはたくさんあります。その中でも何を重要視して、何をしないかを選ぶことが大切だと著者は言います。

 

あなたも友達から興味のないイベントや集まりに誘われた時、つい行くと言ってしまったり、人の頼みを断り切れずに引き受けてしまった経験があるのではないでしょうか?

 

私もあります。そして、後悔することになるのですが…

 

自分で優先順位を決めなければ、他人の言いなりになってしまう。

(引用元:エッセンシャル思考)

 

本の中で、ハッとさせられた言葉です。人に嫌われないようにするあまり自分のやりたいことがおざなりになっていないでしょうか?

 

重要なことにのみフォーカスして、「より少なく、しかしより良く」生きるのがエッセンシャル思考の考えです。

 

エッセンシャル思考をシンプルライフに取り入れる方法

エッセンシャル思考は、ビジネスパーソン向けの本ですが、日常生活に活かせることもあります。特に、シンプルライフを目指す人にとっては、参考にできる点が大いにあるのでご紹介します。

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厳しい基準で決める

服を断捨離する時に、「いつか着れるかも」と取っておくことはありがちですよね。

それを、「この服が本当に好きなのか?」に変えてみると断捨離もはかどります。

 

人は、手に入れた物の価値を過大評価する傾向があり、物を捨てられない原因の一つになっています。

 

買い物をする際にも、何となく選ぶのではなく、「本当にこれが必要なのか?」とレジに行く前に厳しい基準で考えてみると無駄な買い物が減るでしょう。

 

断固として上手に断る

人からの誘いや依頼を断るのは、少なからず罪悪感を感じるものです。

では、どうすれば角が立たずに断れるのでしょうか?

 

  • ・断ることと関係性は関係ない

断ると相手との関係性が悪くなるのではないかと思っていませんか?

お誘いや依頼を断るのは、相手を拒絶することではありません。断ったとしても、自分が思うほど相手は気にしていないものです。

 

  • ・直接的でない表現を使う

きつい言い方をしなくても、やんわりと断ることはできます。

「誘ってくれてありがとう。でも、その日は予定があって…」、「今は仕事が忙しいので、落ち着いたらまた会いましょう」など。

 

  • ・何を失うか考える

お誘いや依頼を受けることで、何ができなくなるのかを考える必要があります。そうすれば、自然と答えは出てくるはずです。何を失うかを考えてから、イエスかノーかを決めるのです。

 

過去や未来にとらわれない

過去の失敗を何度も思い返したり、将来を心配して不安になることもあるでしょう。そして、心配事の多くは、自分ではコントロールできないことだったりします。

 

過去の失敗や未来への不安にとらわれるのは、人としてごく自然なことだ。ただし、過去や未来のことを考えるたびに、目の前の大事なことがおろそかになるという事実も忘れてはならない。

(引用元:エッセンシャル思考)

 

過去や未来に気をとられすぎると、今がおろそかになってしまいます。今すべきことに集中すれば、仕事や家事のパフォーマンスももっと上がるのではないでしょうか。

 

エッセンシャル思考を実践して得られた効果は?

私は、心配性で将来の心配をする癖があります。最悪のシナリオを頭の中で組み立てて、自分を不安にさせる悪い癖です。

 

そこで、エッセンシャル思考を実践してみました。

いつものように未来の心配を始めた時に、ストップをかけて問いかけます。

 

「今、一番重要なことは何?」

 

すると、今やらなければならにことに集中できて、未来を心配する時間が明らかに減ったのです。遠い将来の心配を今日するよりも、今やるべきことに集中した方が効率的です。

 

また、仕事や家事でたくさんやることがあり、キーッとなりそうな時にも、緊急で重要なことだけをリストアップし、優先順位をつけてこなしていけば、ストレスをそれほど感じずに済むことが分かりました。急ぎの用時でなければ、そんなに慌てる必要はありません。

 

シンプルライフを目指す人におすすめの1冊です。

金子由紀子さんの「持たない暮らし」は程よいシンプルライフ

金子由紀子さんの、「お部屋も心もすっきりする持たない暮らし」を読みました。

おかげで、断捨離や片付けを進めていく上で貴重なヒントを得ることができたのです。

 

持たない暮らしはミニマリストではない

金子さんの提唱する持たない暮らしは、ミニマムの物で暮らすミニマリストではありません。また、ひたすらお金を使わずに節約生活をするわけでもありません。

 

持たない暮らしの持たないモノとは、次の4つです。

1自分の管理能力を超えるモノを持たない
2愛着を持てるモノ以外、持たない
3自然に還らない、あるいは、次の人に譲れないモノを持たない
4自分と、自分の暮らしに似合うモノ以外、持たない

 

引用元:「お部屋も心もすっきりする持たない暮らし」

1、2、4は、私が目指すシンプルライフにも共通しています。

 

断捨離中に、引き出しの奥から存在自体を忘れていたモノを見つけました。「これまだあったんだ」と。

 

管理能力を超えている物を持っているからこういうことが起こるのでしょう。持っているモノを全て把握できるぐらいが適量なんですよね。

 

愛着を持てるモノや自分に似合うモノに囲まれた暮らしを目標としています。だから、買い物をする時には、気をつける必要があります。

 

持たない暮らしで印象に残った言葉

この本の中で、印象に残った言葉をご紹介します。心にとめておけば、シンプルライフを送る上でも役立ちそうな言葉です。

 

買い物を心から楽しむ

例えば、缶切りやお玉などの日用品でも、いろんな店を見て歩いて、選ぶと商品知識もつき、目を肥す機会になるのだと金子さんは言います。

 

私は家電や洋服、バッグ、靴を選ぶ時はお店をはしごして選んでましたが、日用品にはそこまで労力や時間を使ってませんでした。用が足りればいいだろうぐらいにしか思っていませんでした。

 

でも、一つの物を選ぶにしても、そこまでこだわりを持てば、大切に使いきることができるのではないでしょうか。

 

買い物を時間をかけて楽しめば、欲しい気持ちも満足できそうです。

 

「ささいな物でもじっくり時間をかけて商品を選ぶ」とどんな気持ちになるのか、一度試してみようと思います。

 

それがないと、どう困るのか?

百貨店やショッピングモール、ネットストアでは、購買欲を刺激するように新商品が次々と登場します。テレビのCMでも人気俳優や女優さんが商品をアピール。まるで私たちの欲しくなるツボを心得ているように。

 

でも、一旦手に入れてしまうと時間が経つにつれて、商品の魅力は次第に薄れていきます。果たして本当に買う必要がある物だったのでしょうか?

 

金子さんは、新しい物に飛びつく前にこう問いかけると言います。

・それがないと、どう困るのか?

・それを手に入れて、何回ぐらい楽しむ(使う、見る、読む)のか?

・それを使わなくなったら、どうするのか?

・それは、ずっと手元に置いておきたいほど、美しい、あるいは便利なものか?

 

引用元:「お部屋も心もすっきりする持たない暮らし」

 

そう言われると、どうしても必要なもの、とっても好きなもの、便利なもの以外は買う必要がない気がしてきますね。買わなくてもいい物が大半を占めてるのでは?

 

捨てる時に面倒なもの、お金がかかるものに対しては、買うのに慎重でしたが、100円ショップではもっと気軽に買っていました(たくさんではないにしても)

 

結局、それが不用品となっていくわけです。

 

買い物をする時は、金子さんの言葉を思い出して判断すると、いらない物を家にいれずにすみそうです。シンプルな暮らしをおくるには、欠かせない問いかけなのかもしれません。

 

本には、2週間で身につけたい習慣や2週間単位で実行したいプロジェクトなどもついているので、断捨離を効率良く進めるのコツを教えてくれます。興味がある人は、手にとってみてはいかがでしょうか?