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AFPを取得するには?FPK研修センターの認定研修講座の体験談

2020年秋に2級FP(ファイナンシャルプランナー)技能検定に合格した後、AFPの資格も取得しました。

 

FP2級に合格して、AFPを受けるかどうか迷っている人のために、私がFPK研修センターのAFP認定研修講座を受講した際の体験談をお送りします。

 

AFPとは?

AFPとは、アフィリエイティッドファイナンシャルプランナー(Affiliated Financial Planner)の略です。

 

ファイナンシャルプランナー2級を取った後に、取得する人が多いです。

 

FP2級と同程度のレベルですが、提案書の作成があるので、より実務に近い試験ですね。

 

それに、合格して終わりではなく、2年以内に15単位分の継続教育を受けないと資格の更新ができないんです。

 

常にスキルアップできる仕組みになっているんですね。

 

入会時には、入会金1万円と年会費12000円が必要になります。

 

FPK研修センタ―の通信講座を選んだ理由

AFPの試験を受けるのは、複数の講座が用意されています。

 

私は、FPK研修センターの通信講座を選びました→AFP通信特修コース

 

・AFP特修コース

受講料:24,300円

2級AFPテキスト3冊+FP基礎1冊

提案書作成ブック 1部

提案書実技DVD 1枚

 

AFP-ninteikensyu

テキストは全部で、932ページとかなりのボリュームがあるんです。

FP2級のテキストをさらに掘り下げた内容になっています。

すごく読み応えがありますよ。

 

AFP-ninteikensyu2

DVDでは、提案書の作成方法を講師の方が解説してくれます。

初めて提案書を作るので、動画で解説してくれて、分かりやすかったです。

 

AFP特修コースの課題は?

AFP特修コースは、2つの提出課題とテストが1回あります。

テキストを読んで理解してから、課題に進みます。

 

1.手計算のキャッシュフロー表 10問

2.理解度テスト 60問

3.提案書の作成と提出

 

手計算のキャッシュフロー表や理解度テストは、すでにFP2級を持っている人ならば難なく解けるはず。

 

手計算のキャッシュフロー表は、10問あり、表の空欄を埋めていくスタイル。

 

理解度テストは、FP2級の学科と同様の4択問題です。2級FP技能検定試験と同様に6割正解すればOK。

 

ただ、FP2級を取ってから時間が経ってしまうと、段々記憶が薄れていってしまいます。

AFPを取得したいのならば、FP2級に合格して時間が経たないうちに講座を受けた方が断然いいです。

 

課題の中で一番手ごわいのは、提案書の作成。

私が作った提案書は32ページになりました。

 

「そんなにボリュームがあるの?」と思われたでしょうか?

 

でも、安心してください!

 

一から作成するわけではありません。

雛型があるので、所々にある空欄を埋めていく作業です。

 

提案書のモデルとなる家庭は将来赤字になってしまいます。

なので、「FPの知識を活かしていかに回避するか?」が課題となります。

 

提案書の作成時間は、平均15時間~20時間ほどだそうです。

毎日、数時間ずつ進めて、見直しの時間も含めて数日で完成しましたよ。

 

FP2級を持っていれば、十分合格できる試験です。

 

通信講座の課題の提出方法は?

手計算のキャッシュフロー表と理解度テストは、WEBで行い、結果もWEBで分かります。

 

提案書は、WEBでも郵送でも提出することができます。

私はWEBで提出しました。

 

2020年の12月下旬に提出して、1月初旬に提案書採点結果とAFP認定研修の終了のお知らせが届きました。

 

結果は、100点満点中85点。

 

問題点の分析や対策の提示がされているか、顧客の希望などが反映されているかなど数多くのチェックポイントがあり、それぞれ採点されています。

 

正直、こんなに細かくチェックされるなんて思わなかったわ。

 

 

そして、AFPの認定証と会員証が2021年3月に届きました。

やっと無事に取得できました!

 

AFP-ninteikensyu3

 

 

FPK研修センターのAFP認定研修講座の申し込みはこちら→AFP通信特修コース

 

 

もし今後FPの仕事をしなかったとしても、税金や保険などお金は生きている限りかかわってきます。そして、知らないと損をすることだってあります。

 

実際、私も戸建ての売却による譲渡所得の申告でFPの知識が役に立ちました。

AFPの資格を受けたい人の参考になれば、幸いです。

FP2級の試験体験記~当日予期せぬハプニング発生

今回は、FP2級試験体験記です。50代の私が受験の申し込みをし、受験会場の様子から試験本番、そして合格証書をもらうまでを記事にしてみました。前回の記事の続編となります。

 

FP2級の受験会場の様子

試験を受けたのは、2020年9月。

受験会場は、貸し会議室専門ビルの一室でした。100人ぐらいは入れる大きな会議室。

マスクをしていたので、年齢が分かりにくかったけど、20代、30代の若い人が多い印象でした。白髪まじりの人もちょくちょく見かけたので、50代も少数ながらいました。

 

3級を受験した時と同じく、欠席者も目立ちます。5人に1人ぐらいは、空席。

当日、急用ができたとか申し込んだけど勉強が思うようにできなかったとか事情があるのでしょうが、受験料が8700円するので、どうしてももったいないなぁと感じてしまいます。

 

長い机に、間隔を置いて、2人ずつ座ります。隣は、若い女性。

一方、通路を挟んで隣の男性は同年代のようで、ホッとする〜

 

午前と午後の試験前に、コロナのチェックシートを記入しました。

「熱がありますか?」といった簡単な質問に答えるものでした。

 

試験のスケジュール

 

10:00 ~12:00 学科試験 120分

13:30 ~15:00 実技試験 90分

 

学科は、4拓のマークシート方式で、実技は、記述式。計算問題が多いです。

試験開始時刻の20分ぐらい前から入室でき、試験開始から1時間後に退出することができます。試験終了時間の10分前になると試験終了までは退出できません。

 

FP2級の学科試験

午前中は、学科試験。

最初は、見慣れた問題だったので、割と落ち着いて進んでいけました。

 

ですが、途中でテキストにも出てこなかった問題と遭遇。

「こんなの分からんわ~」と少し焦りましたが、後回しにして先に進みます。

 

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*写真はイメージ画像で、実際の試験会場ではありません。

 

開始時間から1時間を過ぎると、隣の女性が筆記用具を片付け、席を立ちました。

私は、試験問題の7割ほどといたところ。

 

「この人、スゴイ!もうできたの?」

 

他にも退出する人達がガサガサと荷物をまとめて、席を立つ音がします。このへんから妙に焦ってきてしまい、舞い上がってしまいました。

 

4拓の問題を読んでも、どれが正解か分からなくなってしまいました。いつもならできる問題なのに、できない。どうして?

 

だから余計焦る!焦る!

 

途中退出が始まってから、試験会場の雰囲気にすっかり飲まれてしまったのでした。

いや〜試験って怖いですね。

 

しばらくして、落ち着きを取り戻したのですが、家に帰って答え合わせをしてみたら、「なんでここで間違えるの?」というレベルの問題を3間違えてました(;_;

 

結局、学科試験は試験終了30分前に会場を退出。

私は坐骨神経痛で、長時間座ると座骨のあたりが痛くなるので、できるだけ座っている時間を減らしたかったんです。午後も試験は続くしね。

 

試験会場の近くでランチ

ランチは、会場近くのカフェでとりました。あらかじめネットで下調べをして、3つ候補を出しておきました。

 

第一候補のイタリアンのお店に行くとなんと行列が!

 

「こりゃだめだ」

 

行列に並んでいては、午後の試験に間に合いません。

 

そして、第二候補のカフェに行くと、空席が目立ってたので、入ることに。ランチがくるまで、テキストを見ながら実技試験に備えます。

 

お味は、可もなく不可もなく。

「絶対さっきのお店の方が美味しいはず。でも、今日は遊びに来たのではないから」と自分を戒めて、会場に戻ります。

 

FP2級の実技試験

午後の実技試験は、計算問題が多いので、計算機の音がカシャカシャ会場に響き渡ります。実技は、過去問に出てくる問題が多かったので、そんなに悩まずに答えを出すことができました。

 

そして、試験開始1時間後に隣の女性はまた立ち上がり、颯爽と去って行きます。

「この人、優秀だわ。かっこいい~」と思いながらも今度はマイペースで続けます。

 

おかげで午後は舞い上がることなく落ち着いてできました。試験終了時間までゆっくり見直しに時間をかけたのでした。

 

しかし、こんどは坐骨神経痛でお尻の痛みが限界に近付いてきました。

行きの電車で40分、午前の試験で2時間近く座り、ランチで30分、午後に2時間近く座って、もう早く立ち上がりたい!

 

そんな私に過酷な現実が。

 

試験が終わると、「コロナ対策のため一番上の8階から順番に退出しますので、しばらくお待ちください」と試験監督者が言うではありませんか。

 

私の会場は、3階です。

 

「一番最後じゃないかい!3階から退出させて欲しかった(涙)」

 

仕方がないので、トイレに行くことに。

トイレで長居はできないので、廊下をウロウロしていようかなと思っていたら、思いがけず早く退出許可が出ていたので、助かりました~

 

試験の合格証書と結果通知書

試験当日の17時30分に日本FP協会のHPに、模範解答がUPされます。

試験問題を見ながら、答え合わせをすると、合格ラインに達していました。

これで、一安心。

 

10月23日にFP協会のHPで合格発表があり、無事合格していました。

 

そして、10月下旬には、合格証書と結果通知書が送られてきました。

学科試験は、60問中49問正解、実技試験は、100点満点中82点でした。

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学科は、自宅で過去問をやった時はもっと正解率が高かったにもかかわらず、試験本番では焦っていつもならできる問題ができなかった。試験場の雰囲気に飲まれてしまったのが唯一残念でした。

 

ファイナンシャルプランナー2級の独学の勉強方法については、こちらで書いてます⇒FP2級に一発合格した50代の私の勉強方法

 

でも、なんとか合格したので、よしとしましょう。

これから受験をする人の参考に少しでもなれば幸いです。

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FP2級に一発合格した50代の私の勉強方法

2020年の9月にFP(ファイナンシャルプランナー)2級を受験して、独学一発合格しました。記憶力は若い頃に比べて衰えてはいるものの、50代でもやる気になればできるものですね。受験を考えている人、興味がある人のために、FP2級の勉強方法をご紹介します。

 

ファイナンシャルプランナー2級の試験とは?

FP技能検定試験2級は、年に3回(1月・5月・9月)に行われます。昨年5月の試験はコロナで中止になりました。

 

受験資格は、次のうちいずれかの該当者です。

 

1.FP3級に合格した人

2.AFP認定研修を終えた人

3.2年以上の実務経験がある人

 

午前中に学科が120分、午後に実技が90分です。実技と言っても、対面の試験ではなくて、計算問題がメインの記述式の試験です。

 

FP協会と金財(きんざい)の2つの団体で試験を受けられますが、私はFP協会で申し込みました。学科の試験問題は同じですが、実技の問題が違います。

 

100点満点の60点以上で合格になります。合格率は、約40%ほどです。

 

FP2級の勉強方法は?

2020年1月に3級を受験し、合格したので、2級は9月受験を目指し、勉強を始めたのは春から。

 

しかし、予期せぬことは起こるもの。

 

母が3月に入院し、5月に亡くなりました。入院中は、いつ病院から電話がかかってくるか分からなかったので、落ち着かない毎日を過ごしていました。

 

だから、各種手続き、7日ごとの法事に加えて相続手続きもあったので、落ち着いて勉強ができるようになったのは、6月からです。実質3ヶ月ですね。勉強時間は、1日平均2時間ぐらいでしょうか。

 

3級に合格したので、基礎知識はありましたが、2級はより掘り下げていく問題が増えました。3級の学科は2拓か3拓の問題なのですが、2級は4拓です。4拓だと、この2つのうちどちらが正解かなぁと迷う問題も出てきて、難易度がグンと上がります。

 

FP2級のテキストと問題集

私が使っていたテキストは、日本経済新聞出版社の「うかる!FP2級王道テキスト」です。問題集も同じシリーズのもの。2冊購入すると、4000円ほどです。分かりやすくて、使いやすいテキストでした。

 

赤いシートが付いているので、テキストの赤字部分を隠して、暗記するのに使ってました。

 

 

FP2級は、テキストを勉強すれば合格できる試験です。50代でも、独学で一発合格できました。私の場合は、6月以降は時間に余裕ができたから、独学で受かったのかもしれません。

 

仕事や家事、育児などで忙しく、時間があまりとれない人には、効率的に勉強できるEラーニング講座もあります。

 

他の通信講座だと3万〜6万円ほどしますが、オンスクは月に1078円で他の講座も受け放題です→月額定額サービス【ウケホーダイ】

FP2級の勉強法は?

ライフプランニング、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業継承の6分野から出題されます。

 

6分野もあると、得意、苦手がでてきます。私は、ライフプランニングは得意でしたが、不動産が苦手でした。不動産って、他の科目と比べて、特殊なんですよねぇ。

FPsiken2

1.テキストの理解

まず、テキストを読んで理解します。テキストには、チャプター別に問題も少しついているので、チェックしながら、進んでいきます。

 

すんなりと理解できる箇所もありますが、覚えにくいところ、理解しにくいところもあり、自分の記憶力の悪さに悲しくなったこともあります(;_;

20代や30代だったら、3ヶ月もかからずに覚えられるだろうなぁと。

 

でも、何回か繰り返してやっていけば、いつかできるようになります。

 

税金が20%とか39%とかたくさんの数字を覚えなくてはなりません。自分が覚えやすいように語呂合わせで暗記しました。じゃなきゃとても覚えられなかった(笑)

 

2.FP2級ドットコムの問題を解く

ある程度覚えたら、FP2級ドットコムというサイトの問題を解くようにしました。このサイトでは、過去8年ほどの問題が載っています。自分が何問正解したかデータが出るので、どの分野でどれぐらい間違えたかも一目瞭然です。

 

掲示板では、分からない問題の解き方を聞くこともできますよ。

独学のデメリットは、聞く人がそばにいないこと。そんなデメリットを解消してくれるのです。私がちょうど疑問に思っていた点を質問した人がいて、回答も読みましたが、とっても参考になりました。

 

また、法改正によって、いつの試験から改正分が反映されるのかをまとめたものもあり、受験に役立つサイトです→FP2級ドットコム

 

「テキストを読んで覚える→FP2級ドットコムの過去問道場で問題を解く」ことで、「インプット→実践」を繰り返したおかげで、少しずつステップアップしていきました。

 

3.問題集を解く

そして、試験の1カ月前に、問題集に取り掛かりました。

問題集に本番さながらの模試がついているのですが、時間をはかって、取り組みました。実技の模試に始めて挑戦した時には、全然時間が足りなくて、焦った焦った( ゚Д゚) 問題集は、実際の試験よりも難し目だった気がする。

 

使用した問題集

 

 

問題集で間違えた所は、チェックしておいて、後からできるまでやるようにしました。

 

4.過去の試験問題に挑戦し、時間配分をつかむ

さて、最終段階です。

試験の2週間ぐらい前から、FP協会のHPから過去の試験問題をプリントアウトして、時間をはかって本番と同じように解いていきます。

 

自宅で試験問題をやった時も、学科は見直しを含めて30分ぐらい余裕があったけど、実技は計算問題が多く、時間も短めなので、時間配分をしっかりする必要がありました。

 

過去問題の模範回答もHPにアップされているので、答え合わせはできますが、解説はありません。

 

長くなってしまったので、試験の体験談は、次の機会に。久しぶりの試験で舞い上がってしまったのでした(笑)→FP2級の試験体験記~当日予期せぬハプニング発生

 

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