学生時代の通知表を断捨離して、手放しました。これで、人に見られて恥ずかしい物をまた一つ手放すことができました。久しぶりに通知表を見返して、人からの評価について感じたことがあるので、記事にしてみました。
通知表の先生のコメントは?
小中高と通知表が12枚。
久しぶりに開いてみると、成績よりも先生のコメント欄を読んで、気付いたことがありました。小学生や中学生の時は、性格や生活態度に関するコメントがほとんどでしたが、さすがに高校になると成績に関するコメントばかりでした。
小学生の時の先生のコメントは?
小学生の頃は、長所と短所が半々ぐらい書いてあるものが多かったです。
おとなしい子供だったので、「もっと積極的に行動しましょう」というコメントが多かったですね。
小学校の4年生までは、友達も少なかったので、「たくさんの友達と仲良くしましょう」とも書いてありました。
確かにもっと積極的にふるまえば良かったのでしょう。明るく元気な子が良しとされていましたから。
個人的には、小学校の5、6年が学生時代で一番楽しかった。
友達もたくさんできて、学校に行くのが楽しみでした。
当時、交換日記が流行っていて、3人の友達と個別にやりとりしていました。
おとなしめな性格ではあったけど、自分らしく振舞えていました。
自然体でいられると、人からも好意を持ってもらえるみたいで、人間関係も上手くいくことが多かったような気がします。
先生によって評価が違いすぎる中学時代
中学生になると、暗黒時代に突入します(笑)
仲のいい子以外には、心を閉ざすようになってしまいました。
ですが、仲のいい友達数人の前では、面白いことも言ったりしてました。
「根は明るいのに、どうしてクラスのみんなの前で出さないの?」と友達は不思議がってましたね。
中学2年生から3年生にかけて、体育の先生のファンクラブを作って会長をやってました。
きっかけは、中2の時、体育係になってしまったこと。運動が苦手なのに、なんで体育係になってるんだよっと思いましたが、友達と一緒だから、楽しかったですね。
ファンクラブの会員は10人ぐらいでしたが、毎月、会報も発行してました。
会員じゃない子が会報を見て、「おもしろいね」と言っていたので、決して真面目な会報ではありませんよ(笑) 先生は、かっこよくはなかったけど、親しみやすい先生でした。
だけど、クラスメートの前ではなぜか自分が出せなかったのです。
存在感がなくて、暗い人だと思われていました。
なんか訳わかんないやつですね〜(笑)
一部の人達から、「暗い」と陰口を言われ続けた時期もあって、何も悪いことをしていないのにどうして悪口を言われなきゃいけないんだろうと思ってました。
だけど、今振り返って見ると分かります。
黙っていることで、周りに不愉快な思いをさせていたんだろうなと。
さて、通知表の話に戻りますが、中学2年生の担任からは、とことん批判されていました。彼は、明るく元気な生徒が好きな人だったので、私が気に入らなかったのです。通知表も積極性がないから~という否定的なコメントしかありませんでした。
ところが、中学1年生と中学3年生の通知表を見ると、意外や意外。褒めるコメントの方が多いではありませんか!
もっと否定的なコメントが多かったと思っていたのに、私の長所をこんなに認めてくれていたなんて!
私は、3年間クラスでは一貫して地味な存在であったことは変わらないのに、先生によって評価が違う。見ている角度が違うんです。
中学2年の担任が、1つの方向からしか見ていなかったのに対して、他の2人の先生は色んな角度から見てくれていた。そんな先生たちに感謝の気持ちがじわっと湧いてきました。
おすすめの買取業者、不用品の処分方法のまとめ記事です→不用品の買取・寄付・処分先・処分方法のリスト
通知表の断捨離で感じたこと
通知表の断捨離を通じて、人の評価は様々だと改めて感じました。
人は多面的だから、色んな顔を持っています。どの人にどの顔を出すかは、相手によって違う。
あなたの嫌いなあの人だって、他の誰かにとってはいい人であったりします。
だから、一部分だけを見て、この人はこんな人と決めつけると、実物とはかけ離れた評価になってしまうかも。特に、嫌いな人に対しては、厳しい、偏った見方をしてしまいがちです。
逆に、あなたを低く評価する人がいたとしても、高く評価してくれる人もきっといるはず。どこを見て評価するかは、人によって異なりますから。
なので、今いる場所で評価されなかったとしても、他の所では高く評価されるケースだって当然ありです。あまり人の評価に振り回されて、落ち込まないようにしたいと通知表の断捨離を通じて感じたのでした。