- 投稿 2021/01/10更新 2021/02/07
- シンプルな人間関係
シンプルな暮らしをするためには、自分にとって何が必要なのか?何が必要でないのか?を見極めることが肝心です。時には、人間関係を見直す必要もあります。
過去に悩みながらも、疎遠にしたマウンティングしてくる女友達のエピソードを紹介します。
シンプルな暮らしの人間関係とは?
私が考えるシンプルな暮らしとは単にものが少ない暮らしではありません。
もちろん、物を減らすようにはしていますよ。実際、数年前と比べてかなり片付けがすす
みました。
それに加えて、残りの人生はできるだけ心穏やかに暮らしたい。
だから、ストレスがたまるような人間関係はできるだけ最小限にしたいのです。
と言っても、親戚や仕事関係、町内会など簡単に離れられない関係もありますよね。
苦手な人たちとは、同じ空間にいる時も、心の距離を置いてお付き合いするしかないと思います。
会社の苦手な人とは、「会社を辞めれば二度と会うこともないから」と、親戚の苦手な人とは、「1年に数回しか会わないから」と自分に言い聞かせて切り抜けてきました。あえて自分から必要以上に近づくことはしません。
一方、友達は選び選ばれる人間関係です。
過去に「もう付き合うのは無理!」と感じて、私から疎遠にした友達がいました。
マウンティングしてくる自己顕示欲が強い友達
20代の時に知り合い、好きなアーティストのライブにも行って仲良くしていたのですが、30代に入った頃からマウンティングがひどくなったのです。
彼女の口癖は、「私の方が〜」でした。
いいことがあったと私が話すと彼女は「私の方がこんないいことがあった」と言い、大変なことがあったと私が話すと彼女は「私の方がもっと大変だ」と言う…
つまり、自分が常に優位に立っていたいタイプなのです。
それに加えて、人の話をすぐ自分の話にすり替えてしまう会話泥棒でした。私が話をしていても、いつの間にか彼女の話題に変わっているという…
マウントされるし、話もろくに聞いてもらえないので、彼女と会ってもしんどいとストレスがどんどんたまっていきました。
だから、自分からは誘わない、誘いがあっても断るを繰り返して、最終的には離れました。
疎遠にすることに罪悪感も感じましたよ。
でも、彼女と会わなくなってから、肩から重い荷物を下ろしたような安堵感を感じたのです。この選択は正しかったと確信しました。
マウントしてくる人は、自己肯定感の低い人です。誰かを自分より下だと勝手に決めつけて、マウンティングしないと自分を保てないのでしょう。
彼女も、理想の自分と現実の自分とのギャップに悩んでいたのかもしれません。だから、マウントしないといられなかった。
でも、される方はたまったもんじゃない! 今振り返ると、もっと早くに離れるべきでした。
疎遠にした友達から学んだこととは?
疎遠にした友達は、つきあうとストレスがたまる人でした。ユーチューブの絶対つきあってはいけない人の動画にも、マウンティングしてくる人がよく入っています。
マウントする人は、人を傷つけて、自分だけいい気分になっているとどなたかが言ってましたが、まさにその通りですよ。
だけど、彼女だけを悪者にしては成長がないと思ったのです。
マウンティングする人だって、ターゲットを選んでいます。
人がいい人、優しそうな人、気が弱そうな人がターゲットになりがちです。
当時の私も自信のなさが言動からにじみ出ていたのでしょう。
特に、継続していい関係を築きたい人に対しては強い態度に出られなかった。
なので、余計相手を助長させていたのです。
自己肯定感がとっても低かったので、友達に馬鹿にされるようなことを言われても、私は人より劣った人間だから仕方ないと思っていた時期もありました。
今振り返ってみると、「何でそんな下手に出ていたんだよっ」と疑問に思うぐらい。今なら言い返しますよ。と言うか、友達を見下すような人とはお付き合いしません。
この考え方の変化は、自己肯定感が上がったおかげです。
まだ高いとは言えないけど、以前よりは確実に上がりました。自分を大切にするようになったのです。
以前は、「友達は大切にしなくてはいけない」という呪いにかけられていました。
確かに正論ではありますが、相手が人として最低限は尊重してくれる場合に限るのではないでしょうか?
友達が私を粗末に扱ってくるのに、どうして私ばかり友達を大切にしなければいけないのでしょう?
実際、自己肯定感がとっても低かった過去の私にも、大切にしてくれる人達もいました。心から感謝しています。
自己肯定感が低い人だからと言って、人を粗末に扱っていい筋合いなどありません。
だから、つきあう人を選ぶことも大切です。
自己肯定感を上げる、自分を大切にする(自尊心)、つきあう人を選ぶ。
これが、疎遠にした友達から私が学んだことです。
リスペクトの気持ちを忘れずに、お互いにプラスになるような人間関係を築いていきたいです。