2年前から断捨離を本格的にスタートしました。片付けを続けていると、断捨離疲れによるストレスが出てきます。そんな時にどうすればいいのか解消する方法を考えてみました。
断捨離でたまるストレスとは?
断捨離を始めると、最初のうちはいらない物がなくなって気分もスッキリし、達成感も感じることができます。そして、達成感が原動力となって、次の片付けへとモチベーションが上がります。いいスパイラルができている状態ですね。
でも、何カ月か続けていると疲れが出てきます。片づけは、肉体的に疲れるものではありますが、それ以外にもストレスがあるようです。
1.保留にして、片付けが進まないストレス
断捨離は、ものを捨てるかとっておくかの2拓ですが、当然、瞬時に判断できない物もありますよね。
私は、迷った場合は、しばらくの期間保留にして、また捨てるかどうかを考える方法をとっています。すると、捨てて後悔することはなくなりますが、片付けが進まない弊害が起こります。
保留にした物が目に入るたびに、「あれ捨てるかどうかどうしようか?」と考えてしまうのです。
2.捨てるのに心が痛むストレス
よく使った物を捨てるのは使いきったので後悔はないですが、ほとんど使っていない物やまだ使える物を捨てるのは、心が痛みます。
20代の時に買ったスケッチブックをなかなか捨てられませんでした。高価な物ではありませんが、ほとんど使ってないのでもったいなかったからです。もう絵を描くことはないのにも関わらず・・・
ストレスがたまった時に、書きなぐって使えるのではないか?とか無理やり使い切る方法も考えましたが、結局、使わないので捨てました。無理やり使う方法を考えている時点で既にいらない物なのに。
3.フリマアプリでなかなか売れないストレス
メルカリで不用品を出品していますが、すぐに売れる物ばかりではありません。
中には、出品してから10カ月かけて売れたものもあります。その間は、クローゼットなり本棚なりで保管しておくことになります。
値下げをしたり、再出品をしたりと売る努力はしていますが、人気のない物、需要が少ない物は売るのに時間がかかります。
1番の「保留にした物」と似ていますが、なかなか断捨離が進まず、イライラしてストレスになっていました。
去年、書いたメルカリ関連記事です⇒メルカリで今までいくら売れた?~出品してからどれくらいで売れる?
4.買取業者を探すのに時間がかかるストレス
できるだけ買取してもらえる物は、お金にしたいので、買取業者さんにも依頼しています。今まで、本やCD、服やバッグ、舞台のパンフレット、外国のコイン、テレホンカードなどの買取をお願いしました。
宅配の買取業者に依頼すると、身分証明書のコピーを提出しなくてはいけないので、しっかりとした業者さんを見つけたいもの。
それに、買取してもらう品物によっても、専門の業者がいます。ネットで買取業者のレビューを読んで良心的な業者を探すのに、時間がかかってしまいました。
品目別に買取業者や処分先をまとめました→不用品の買取・寄付・処分先・処分方法のリスト
断捨離疲れを解消する4つの方法とは?
では、断捨離疲れを解消するには、どうすればいいのでしょうか?
順番に説明していきます。
1.不用品を売る・捨てるの折り合いをつける
不用品をできるだけお金に変えたい気持ちが、片付けを進める上でブレーキとなっていました。
極端な話、全部捨ててしまえば、もうとっくに断捨離が終わっていたはずです。
今までメルカリで不用品を売却し、18万円の利益を得られたので、不用品の売却に関しては後悔はありません。ただ、スピード感を持った片付けはできませんでした。
私は、不用品をお金に変えたい気持ちが強過ぎたのかもしれません。できるだけお金に変えたいのが理想でしたが、それにこだわり過ぎると断捨離が思うように進まず、疲れもたまってしまいます。
売れない物には、もっと早く見切りをつけなくてはと反省しました。
2.断捨離を考えない日も作る
毎日のように、「あれを買取してもらわなくては」とか「これをメルカリに出品して売れるかリサーチをしなくては」とか考えていると疲れてしまいます。
今まで何十年もかけてたまった物の数は圧倒的に多く、片付けを数回したぐらいでは減り具合がしれているからです。
だから、あえて断捨離から離れてのんびり過ごす日も作った方がいいでしょう。
3.片付けは時間がかかるものと心得て、自分を追い込まない
私は、あと4ヶ月ほどで引っ越しを予定しているので、正直焦っています。
今まで嫌と言うほど何度も断捨離をしていますが、まだ終わってないからです。
でも、もともと不用品の片づけは膨大な時間がかかるものです。ましてや戸建てだと収納スペースが多い分だけ、物も多い。
おまけに母の遺品の整理までしているので、やってもやってもまだある状態です(-_-)
だから、「引越前に、断捨離をすべて終わらせなきゃ!」と自分を追い込んでいました。
不用品でも、場所を取る物や重い物は、引っ越し前に処分をするつもりです。
しかし、かさばらない物については引っ越しが終わってからでもいいのではないかと思い直したのです。
当然ですが、私たちは断捨離だけして暮らしているわけではありません。仕事や家事とやることも多いので、あまりにも「処分しなきゃ!」と自分を追いつめると、イライラが募りメンタルの状態にも悪影響を及ぼします。
もし片付けを急ぐ理由がないのならば、負担にならないペースで進めれば、断捨離疲れもあまり感じずに済むのではないのでしょうか?
4もったいないを教訓にして、対策をたてる
使ってない物を捨てる時にもったいないと感じますよね。そのストレスを減らすために、とった対策があります。
・買い物の際に、本当に必要なものかを見極める
・友達との誕生日プレゼントの交換をやめた
・知り合いから「○○があるけど、使う?」と聞かれても断る
20代の頃から誕生日プレゼントの交換をしていた友達がいます。
数年前からお互いに負担になっているのではと感じていたので、「もう私たちも50代だし、プレゼント交換はやめて、おめでとうメールだけにしない?」と思いきって提案しました。
その結果、友達も賛同してくれたので、プレゼント交換は終了しました。誕生日を祝うメールだけでも十分気持ちは伝わります。
振り返ってみると、なんと27年もプレゼント交換をし続けていたのです!
もっと早くに言い出せばよかった…
今回は、断捨離疲れについてお届けしました。これからは、余計なストレスを抱え込まずに片づけを進めていきたいです。