友人や知人から言われて嫌な言葉は、人には使わないようにしています。
言った本人も決して悪意があったわけではないでしょうが、人を不愉快な気分にするのは避けたいもの。今回は、私が人に言われて嫌だった3つの言葉を紹介します。
もっと大変な人がいる
認知症の母を介護している30代の時にある人から言われた言葉です。
当時は、私の人生で1、2を争うぐらいつらい時期。
フルタイムで働いていました。
時間の感覚のなくなった母に夜中にも起こされるようになり、ろくに眠れずに仕事にいく状態が続いていました。
まるで出口の見えない暗いトンネルの中をとぼとぼ歩いているような毎日でした。
そんな時に、「もっと大変な人がいる」って言われて、余計気分が落ち込みました。
私の苦労なんてたいしたことないと言われてるようで、腹立たしく感じました。
確かにもっと大変な人はいるでしょう。
でも、そんなこと言われたら、ほとんどの人が何も言えなくなってしまいます。
ちょっとした失敗で落ち込んでいる人にならばいいかもしれませんが、大きな悩みを抱えている人にとっては鋭利なナイフで突き刺されたようなダメージを与える言葉です。
「あなたに何が分かるのよ!」そう思いました。
介護経験もない彼女に言われたくなかったです。
でも、今思えば分かります。
経験がないからこそ理解できなかったんだと。
だから、この言葉は人には言わないと決めています。
「でしょ?」、「しましょうね」など決めつける言葉
元友人は、決めつける言葉が多い人でした。
「春香さんは○〇でしょ?」とか「○○しましょうね」とか決めつけるような言い方をするんです。
「でしょ?」って言われても、違っている時の方が多いぐらいなんだけど(^^;)
思い込みの強い人なんだなぁと感じました。
決めつけられるって決して気分がいいものではないです。
私の気持ちを無視して、軽んじられているように感じられたのです。
かなり年上の友達だったから、下に見られていたのかもしれません。
「○○しましょうね」も相手の気持ちなんて知ったこっちゃねぇというニュアンスを感じます。
それよりも、「○○しない?」、「○○する?」と聞かれた方が配慮が感じられます。一方的ではなくて、相手にも選択権のある表現ですよね。
なので、決めつける言葉は使わないようにしています。
「決まりましたか?」としつこく聞く
私が就職活動をしていた時に「決まりましたか?」と何度も聞いてきた友達がいました。
先ほどの年上の元友達です。
40代の再就職は厳しく、応募しても書類で落とされることも多かったです。
20代の頃は、応募すればほとんど面接は受けられたけど、年齢を重ねた就職の厳しさが身に染みます。
就職活動は長期化しました。
そんな時に、何度も「決まりましたか?」と聞かれると、急かされているような嫌な気持ちになるのです。1回聞かれるぐらいならまだしも、何度も聞くのは勘弁してほしいです。
「もし逆の立場で何度も聞かれたらどんな気持ちになるのか考えないのかな?」と疑問でした。どうやら私と彼女とではだいぶ感覚が違うようです。
就職活動以外にも、結婚とかお子さんの受験とかデリケートな話題は聞かない方がいいのではないでしょうか?
結婚だったらご縁、就職なら社会情勢も関係してくるので、いくら頑張っても上手くいかない場合だってあります。
人に言わないようにしている言葉は、人に言われて嫌な思いをした言葉です。
あくまで私にとってなので、同じことを言われても嫌だと思わない人もいるかもしれませんね。
ただ、自分が味わった嫌な思いは人にさせたくないので、今後も言わないようにしていきたいです。