- 投稿 2021/01/24
- 50代のシンプルライフ
50代になってから、老後がグンと近づいた気がします。40代とは確実に違いますね。
年金だけでは暮らしていけないし、どれぐらい生活費がかかるのか気になっている人も多いのではないでしょうか?
そこで、総務省の家計調査報告を参考に、やがてくる高齢一人暮らしをシミュレーションしてみました。
高齢一人暮らしの家計の内訳は?
総務省の家計調査の対象は、60歳以上の無職高齢お一人様です。
65歳なら、まだ10年以上先だけど、60歳となると遠い未来ではない。焦るなぁ(笑)
2019年の月の手取り収入(社会保険と税金を引いた所得)は112,649円に対して、消費支出は139,739円となっています。
不足分の27,090円は、取り崩す生活です。
食料 35,883円住居 12,916円光熱水道 13,055円家具・家事用品 5,681円被服および履物 3,659円保健・医療 8,445円交通・通信 13,117円教育 47円教養娯楽 16,547円その他(交際費、雑費) 30,389円出典:総務省家計調査報告(家計収支編) 2019年
女性の高齢一人暮らしをシミュレーション
家計調査の平均値を参考に、私の高齢一人暮らしをシミュレーションしてみました。
食料 30000円
住居 20000円
光熱水道 13000円
家具・家事用品 2500円
被服および履物 1500円
消費支出:126,500円
調査結果より、安く見積もった項目は、食費、家事用品、被服、交通・通信です。
食費に関しては平均以下でやっていけるはず。お酒も飲まないし、砂糖断ちでスイーツをあまり食べないようにしています。
家具は、今あるものを大切に使うつもりです。家事用品も、必要最低限のものがあればやっていけます。
服に至っては、買う頻度も低いし、ヤフオクやメルカリで安く買っています。昨年はインナーや靴下込みで被服費は、年間1万円ちょっとでした。使わなすぎっ(笑)
通信費は、スマホは格安SIMを使っているので、月1700円。集合住宅ならネット代も戸建てよりは安くなります。
逆に、調査結果よりも高めに見積もった項目は、住居費です。マンションに引っ越す予定なので、管理費と修繕積立金を合わせると最低2万は必要。物件によっては、もうちょっと高くなるかもしれません。
現在の医療費は、年間3万円ほどですが、60歳の時点で健康状態がどうなっているか分からないので、医療費は平均値を入れました。いくら気を付けていても、病気になる時はなるので、誰にとっても一番予測がつかない項目ではないでしょうか?
老後の収入を増やすには?
60代でも仕事を続けられるなら、続けた方がいいですが、体力が続くかどうか分かりません。だから、仕事以外でも、お金が入ってくる仕組みを考えた方がいいでしょう。
1.積立投資をする
昨年からつみたてNISAを始めました。積立NISAとは、年間40万円まで非課税で積立ができる仕組みです。
本や投資ユーチューバーさん達の意見を参考にして、どの投資信託にするかを決めました。15年から20年積み立てを続けるつもりです。
通常、株や投資信託を運用した利益の約2割は税金をとられてしまいます。例えば、10万円利益が出ても2万円は税金で持ってかれてしまう(;_;
それが、つみたてNISAだと、運用利益は税金を取られずに手に入れることができるのです。
証券会社の店舗だと高い販売手数料を取られるので、ネット証券で販売手数料が無料の投資信託を買っています。私はSBI証券で運用中。欲張らず、無理のない範囲で積み立てを続けます。
2.ポイントを活用する
ポイントは、ペイペイとハピタスでためています。
ハピタスは、ネットショッピングで使っています⇒ポイントサイト《ハピタス》
ネットショッピングをする前に、ハピタスにログインしてから、ショッピングをするとポイントがたまる仕組みです。ポイントの有効期限はないし、現金にも換金できるので使い勝手がいいですね。
ペイペイを始めてからは、ヤフーショッピングを使うことが増えたけど、ハピタスとペイペイと両方でポイントをためています。ペイペイ祭りのようにポイントがたくさんつくタイミングを狙って買い物をしています。
3.社会保障や税金について理解を深める
昨年、FP2級に合格しました。
おかげで、社会保障や保険、税金、相続などの知識が身につきました。
これだけ日常生活に役立つ資格は初めてです!
少子高齢化で、年金額は減らされる傾向にあります。もしもの時にもらえる給付や非課税措置など、自ら申告しないと損をすることもあります。どうせなら、もらえるものはしっかりと活用したいですよね。
FPの試験を受けてみて、いかに今までお金について知らなかったのか思い知らされました。これからも勉強して、ちょっとずつ資産を増やしていきたいです。