- 投稿 2020/05/03
- 断捨離体験談
ここ1年で、不用品をどんどん片付けてきましたが、中にはなかなか捨てられない物もありました。無理に捨てないで保留にしてあったのですが、捨てられない物はその後どうなったのか振り返ってみました。
私が捨てられない物とは?
去年のブログ記事でもご紹介しましたが、なかなか捨てられない物がありました。それは、次の3つです。
1.17年分の手帳
20代から30代にかけて使っていた手帳。手帳を見ると、誰とどこに行ったとか何があったとか忘れかけている出来事を思い出させてくれます。特に、充実していた時代に使っていた手帳がなかなか捨てられませんでした。
2.給料明細
働き始めてからの全ての給料明細がとってありました。最初は何となく捨てられなく、その結果たまっていったものです。
それと、もう一つ理由があります。
年金事務所の年金記録の登録漏れが話題になったことがありましたよね。それを聞いて、とっておいた方が後々役に立つのではないかという気持ちになり、なかなか捨てられませんでした。
3.使いかけのノート
捨てても構わないけど、「まだ使えるから、もったいない」と感じていました。もったいないから捨てられない人にありがちなパターンです。
ノートは決して高いものではありません。むしろ新しい物を使う方が、気分もいいでしょう。それは、よく分かっています。
でも、私は病気で思うように仕事ができないので、物を大切に使いたい気持ちが強いのです。
特に、今は先行きが見えない時代。
節約のためにも、新たにモノを買う前に家にある物で代用できるか考えるようにしています。
捨てられない理由を詳しく書いています⇒NHKスペシャルのこんまり流片付けで分かった私が捨てられない理由
捨てられない物はどうなったの?
では、捨てられなかった物はその後どうなったのでしょうか?
過去の手帳
過去の手帳は、全部処分しました。
詳細は、こちらで書いています⇒処分できなかった17年分の手帳を断捨離できた理由とは?
去年の春に、楽しかった時のマンスリーの予定だけを残しておいて、17冊の手帳はバッサリ処分しました。
でも、秋には残しておいたマンスリーの記録も「もう手放してもいい」と思えるようになったのです。
自然と自分の気持ちに従って捨てたので、後悔は一切していません。
給料明細
給料明細もほとんど処分しました。約20年分をシュレッダーにかけたので、時間をかけて何回かに分けて作業しました。
ただ、長年勤めた会社の最後の給料明細と退職金の給料明細だけは記念に残してあるんです。もうそれで、十分です。
給料明細はなくなっても、頑張って働いた過去は消えません。
さらに、誕生月に年金定期便を受け取った時に、今までの記録に漏れがないかチェックしたので、安心して手放せました。
使いかけのノート
使いかけのノートは、期せずして使う機会が訪れました。
去年の秋にある試験を受けようと思い立ち、今年の1月に受験したのです。
そこで、試験勉強で使うチャンス到来!
しかも、次の試験もあるので、まだまだ使う機会はあります。
捨てて後悔した物は今まで少なかったですが、取っておいてよかったモノの一つでした。
片付けを通して気づいたこと
片付けを通して気付いたことがあるので、振り返ってみますね。
物には捨て時がある
機が熟すという言葉があるように、一つ一つの物には捨て時があるのではないでしょうか?
私は物を無理に捨てることはしていません。迷ったら一旦保留をして、手放す気持ちになるまで待つことにしています。そうすれば、あまり後悔なく片付けができるからです。
特に、思い出の品は数は減らしても、無理にどんどん片付けしない方がいいのではないかと思います。
不安感が強い時は物を手放しにくい
こんまり流片付けで、物が捨てられないのには2つの理由があります。
それは、過去への執着と未来への不安です。
私の場合、古い手帳と給料明細は過去への執着で、古いノートは未来への不安でした。
最初は、不安感が強く手放せなかったのだと思います。
思うように仕事ができない現状があり、充実していた時代の手帳や給料明細に執着していたのでしょう。
焦っても、以前のようには働けない自分がいる。
だから、自己肯定感まで手放してしまいそうで過去の栄光(大げさかもしれないけど)を握りしめていたのかもしれません。
それが時間の経過と共に不安感が少しずつ和らぎ、もう捨ててもいいと思えるようになったのです。不安感は片づけに大きく影響しています。
とっておくと、使う場合もある
とっておくとまた出番がくる物もたまにはあります。
あなたにも「あれ、取っておけば良かったなぁ」というモノがあったのではないでしょうか?
お金に余裕があるのなら、捨てたとしても、必要になれば新しい物を買えばいいでしょう。
でも、節約をしたいなら、一旦保留にして考えてもいいのではないでしょうか?
これからも自分の気持ちに正直に片付けを進めていきたいです。