- 投稿 2019/08/31更新 2021/05/27
- 断捨離体験談
20代の頃は友達とよく手紙のやり取りをしていました。当時は、電話と手紙ぐらいしか連絡手段もありませんでしたから、手紙もたくさん残っていました。
でも、思い出の手紙の数を減らすことにしました。思い出の手紙の捨て方と使用済み切手の寄付先についてお話します。
思い出の手紙の捨て方
思い出のつまった手紙を捨てるのは、思いきりがいるものです。思い出の品の断捨離は難易度も高い。
でも、いつまでもとっておくと、自分に何かあった時、家族に読まれてしまうリスクがあります。いつ何が起こるか分かりませんから。
母の手紙を読んでしまった時の記事です⇒実家の片付けで分かった家族に迷惑をかける物、恥ずかしい物とは?
だから、他の物よりも時間をかけて片付けることとなりました。
1何通あるかをチェックする
まず、手持ちの手紙が何通あるかを数えてみました。8年前にも断捨離をして、10代の頃の手紙は処分したのですが、それでもまだ260通ありました。
25~26才の時に海外留学をしていた時のものが多かったです。
ホームステイをしていた時に日本の友達や知り合いからもらった手紙と帰国後にホームステイ先や現地で知り合った友達からもらった手紙があり、枚数も増えていきました。
2残す手紙と処分する手紙、保留組に分ける
次に内容にザッと目を通して、分別をします。
残す手紙と処分する手紙にサッサと分けられればいいのですが、やってみるとなかなかそうはいかないもの。「これはどうしようかなぁ」と迷うケースも当然出てきます。
なので、迷ったものは保留にしておいて、数日かけて残すかどうかを決めました。
3使用済み切手を切り取る
せっかくまとまった枚数の手紙があるので、このまま捨てるのはもったいない。
そこで、使用済み切手を寄付することにしました。
寄付先や寄付の方法は後でご紹介しますね。
4処分する手紙をシュレッダーにかける
吟味した結果、処分する手紙は200通、残す手紙は60通になりました。家庭用のシュレッダーで処分しましたが、結構時間がかかってしまいました。
これで手紙の断捨離が全て終わったわけではありません。数年後にまた見直しをして数を減らしていくつもりです。
どんな手紙を残したのか?
残した手紙と処分した手紙があるわけですが、その判断基準は何だったのか振り返ってみました。人によって基準は様々でしょうが、共通点は読んでポジティブな気分になれるものではないでしょうか?
1心に響く言葉をもらったから
心に響く言葉が書いてある手紙はうれしいものです。まるで春の日だまりに包まれているようにじわじわと暖かな気持ちが湧いてきます。
生きていると辛いこと、悲しいことも起こりますが、人からもらったうれしい言葉は生きる支えにもなってくれるのです。
2自己肯定感をもてるから
今はお付き合いはないけど、過去に親しく付きあっていた人の手紙を読むと、当時の様子がよみがえり、懐かしさに包まれます。
留学をしていた時、台湾、韓国、フィリピンの女の子たちと仲良くなりました。私は社交的な性格ではありませんが、冗談を言い合える外国人の友達ができて自信もつきました。言葉の壁はあっても、相性がいい人とはどこか通じるところがあるものです。
過去に勇気を出して行動した結果、できた友達なので自己肯定感も上がりました。
3明るい気分になれるから
読み返して、当時の楽しい雰囲気が伝わってくる手紙もとっておきます。たまに手紙を読み返して、思わず笑ってしまうような明るい気分になれるものはとっておく価値があると思います。
20代の頃はたくさんの人とお付き合いがあったのだと改めて気づかされました。そして、友達への感謝の気持ちを感じます。
ここ数年は介護やら病気やらで心も閉ざし気味になっていましたが、断捨離を進めていくうちに、また新しい出会いがあるといいなと思うようになりました。心が少しオープンになってきたようです。
使用済み切手の寄付先とやり方
使用済み切手を寄付するにあたって、どこに寄付をすればいいのかネットで探しました。
寄付先によっては、条件が厳しい所もあります。例えば、消印部分も全部切り取って下さいとか切手の周囲を1センチ残して切り取って下さいとか。
そんな中、日本動物福祉協会を選びました。
切手の周囲を2~3ミリ残して切り取ればいいので、そんなに手間もかかりません。
切手は、国内と海外に分けてビニール袋に入れて、郵送します。
切手の寄付に興味があれば、ご覧下さい→公益社団法人日本動物福祉協会
郵便局の料金スタンプが押してあったり、切手がギリギリ端っこに貼ってあって切り取れなかったものもありましたが、約150通分寄付をさせて頂きました。
手紙の数が、グンと減ってまた一段と身軽になりました。簡単に捨てられる物よりも、断捨離しにくい物を手放した時の方が大きな達成感を感じるものですね。