- 投稿 2018/12/31更新 2019/09/07
- 断捨離体験談
断捨離を進めていくと、物を捨てて気分爽快になるのがうれしくなります。
しかし、捨て続けた結果、思わぬ落とし穴が!
後悔しないためには、捨てるべき物と取っておく物を見分けなくてはなりません。
後悔しないコツをお話しします。
断捨離して後悔した物とは?
私は、7年前に断捨離をして、所有物を半分ほどに減らしました。
ほとんどは、必要のない物だったのですが、捨てなければよかった物があったので紹介しますね。
本
外資系の会社の秘書だった頃、日本の行事を英語で説明した本を持っていました。
外国人のスタッフに、日本文化を分かってもらうために使っていました。
そして、その会社を退社後、もういらないと思い捨ててしまいました。
でも、数年後にまた使う機会が訪れたのです。
結局、似たような本を買い直す羽目になりました。
そんなに高い本ではなかったのですが、余計な出費になり、「取っておけば良かった!」と後悔しました。
日記
20代の頃、1年間留学していました。当時、日記を書いていて、帰国後も自宅で保管していました。
でも、ある日思いました。「もし私に何かあった時、誰かに見られたら嫌だな」
そして、シュレッダーにかけて捨ててしまいました。
時間が経つにつれて、昔のささいな出来事は少しずつ記憶から消えていきます。
今になって、あの当時の空気に触れたくて、読み返したい気持ちが強くなりました。でも、日記はもうありません。とても後悔しています。
逆に、後悔のない物は、服や小物、靴などのファッション関係。
私は、もともと物持ちが良く、人よりも物を捨てるペースが遅いし、服の所持数も同世代の女性より少ない。だから、やっと捨てられたという感覚の方が大きかったなぁ。
断捨離で後悔しないための5つのコツ
いらない物は処分したいですが、失敗はしたくないですよね。
それには、捨てるべき物と使う物をしっかりと見分けなくてはなりません。
では、後悔をせずに実践するにはどうすればよいのでしょう?
1期間限定で使ってみる
捨てるか取っておくか散々迷った時には、捨てるのを保留して、期間限定で使ってみます。
ときめかないものを捨てるこんまり流にも、自分を主軸としたやましたひでこ流にも反しているのは分かっています。
でも、あえて数日でも使ってみると、「やっぱり今の私には向いてないわ」と思い、あきらめがついたり、また少しでも使ったことで、もったいない気持ちがなだめられるからです。
私は捨てようと思った服を1日着てみて、どんな気分になるかを試してみました。その結果、気分が滅入ってきたので、やはり捨てることにしました。
2思い出の品は必ずしも捨てなくてもいい
写真とか手紙とか思い出の品は、捨てにくい物ですよね。
量と保存スペースの有無にもよりますが、保管場所に余裕があるならば無理に捨てることはないのでは?
もちろん捨てた方が気分が軽くなる物ならば、捨てた方がいいでしょう。
でも、昔の友達からの手紙など心が温まるような物であるならば捨てなくてもいいでしょう。
ただ、数を減らしていけばいいかと思います。
3捨てる数の目標を立てない
友達の話なのですが、服を半分に減らす目標を立てて、断捨離を実践しました。ワードローブもスリム化できて気分も良かったそうです。
でも、減らしすぎて、後で買い足すはめになってしまいました。
目標枚数を立ててものを捨てると、目標を達成したい気持ちが強い人は、必要以上に捨ててしてしまうことも。
ライフスタイルは、人それぞれ違うので、他人の服の所持数はあまり参考になりません。
自分に必要な物は何かじっくり考えて、残せば失敗がないでしょう。
4遊びの部分を残す
ミニマリストを目指す人は別として、極限まで物を減らす必要はありませんよね。生活にどうしても必要ではないけど、あると心が和んだり、テンションが上がる物ってありませんか?
私の場合は、北欧雑貨が好きで部屋に置いてあります。雑貨があると、心が和むのです。
心地よい空間を作り出す物、テンションを上げてくれる物は、生活必需品ではなくても十分に価値があります。
5不用品を売る時は時価を確かめる
メルカリでCDを出品した時に、CDの価値を調べずに失敗したことがあります。
限定版で廃盤になっていたCDの8枚セットを7500円で出品したら、すぐに購入されました。あとあと調べてみたら、その3倍ぐらいの値段でオークションに出品されていたのです。
「もっと高く売れたのに!迂闊でした」
30年近く前に買った物なので汚れもあるし、大した価値はないだろうと思いこんでいたのです。ネットで調べればすぐ分かることだったのに。しばらく自分を責めてしまいました。確認は必須ですね。
CDの断捨離について書いています⇒音楽を取り込みして、データ化すればCDの断捨離がグンと進む
まとめ
私の経験から、後悔をしないためのコツをご紹介しました。急いで捨てる必要がない人は、ゆっくりと自分のペースで行うのがベストかと思います。捨てた物は戻ってこないですから。後悔をしない片付けの参考に少しでもなればうれしいです。