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カテゴリー:家の売却・購入体験談
中古戸建ての売却 内覧は何回あった?~家の売却体験談2

2020年の2月に売却活動を始めた中古戸建てですが、やっと今年(2021年)の4月に契約をすることができました。中古戸建てから中古マンションへの買い替えを計画してます。

 

中古戸建てを売り出してから内覧が何回あったのか?どんな経過だったのか?をブログで書いていきます。

 

中古戸建ての内覧の回数は何回だった?

1年ほど売却活動をしていた中古戸建てですが、内覧の回数はとっても少なかったです。

土地や家の面積が広いとは言え、田舎なので、人気がある物件ではありませんでしたから。スーモやアットホームなど不動産情報サイトへのアクセス数も少なかった(^^;)

 

内覧回数は、1年で4回でした。少なすぎっ(笑)

 

その結果、家は売れず、土地だけを売却することになりました。家を解体して、更地渡しです。買主の不動産会社が戸建てを3軒建てる予定です。

 

家の買い替えの最初の記事です⇒家の売却体験談~不動産会社によって査定価格は大きく違う

 

中古戸建ての内覧の様子

家の売却活動を始めて、内覧の申し込みが4件ありました。

順番に内覧の様子をみていきましょう。

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中古戸建ての内覧1回目

1回目の内覧の申し込みは、売却活動を始めてすぐにありました。

 

初めての内覧なので、張り切って家の中の掃除をします。

普通のお客さんなら見ないであろうクローゼットや押し入れまで見たいとリクエストがあるかもしれないので、クローゼットも見栄えが良くなるように整えます。

 

あまりきれいではない物は、収納の奥〜の方に隠しました(笑)

 

掃除は普段からやってはいるものの、内覧の準備に半日もかかってしまいました。ちょっとはりきり過ぎだったかも(^^;)

 

さて、当日になると、仲介業者がお客さんを連れてきました。60代ぐらいの夫婦です。

まず、家の敷地内で、庭や周囲の環境を見ているようです。

 

「いつになったら、家の中に入ってくるのかなぁ?」と首を長くして待機します。

 

ところが、10分経っても、15分経ってもインターフォンがなりません。

 

20分くらい経ってから、やっとなりました。

ドアを開けてみると、営業さんが一人で立っています。

 

「あれ?お客さんはどちらに?」

 

すると、「人が住んでる所は見にくいから」と外だけ見て帰られたとのこと。

 

「えー?! 半日もかけて綺麗にしたのに!」

結局、1回目の内覧は外だけで終わりました。果たして内覧と言えるのかも疑問ですが。

 

このお客さんからは、断りの連絡がありました。

 

理由は、駐車場がもう1台欲しいのと価格が予算を超えていたから。

私の住んでいるエリアは車社会で、大人なら一人一台が当たり前の地域なのです。

 

中古マンションを探すのに利用したサイトです→Yahoo!不動産

 

中古戸建ての内覧2回目

2回目の内覧の申し込みは、1回目から数か月後でした。

前回で学習したので、整理整頓はやり過ぎないようにしました。

 

今度は、家の中まで見てくれました!

 

お客さんは、法人でグループホームの社員さんです。グループホームにする戸建てを探しているとのこと。

 

30代ぐらいの明るくて感じのいい男性です。

 

グループホームとして使うには、法律で定められた広さがあるそうで、階段や部屋の寸法を熱心に計ります。

 

うちの階段は勾配が急なので、グループホームには向いてないだろうなぁと思いながら立ち合います。

 

最終的には、やはり既定の広さを満たしていなかったようで、商談成立には至りませんでした。

 

中古戸建ての内覧3回目

3回目の内覧は、2回目から半年以上後でした。

仲介の営業担当者から、当日になってお客さんが午後に見学に行くということで、家で待っていました。

 

でも、夕方になっても誰も来ません。

 

後で聞いてみると、お客さんは家の外観だけを見て帰ったそう。

 

「なーんだ。ずっと待っていたのに」

 

居住中だと、家の中は入りずらいと感じる人も少なからずいるのです。

 

結局、駐車場がもう1台欲しいということで、話はお流れになりました。

 

中古戸建ての内覧4回目

4回目は、土地の購入者となった不動産会社です。

 

うちの土地の様子を見に来たようですが、私たちは直接会っていません。

多分、留守中に見て帰っていったのでしょう。

 

結局、4組の内覧者のうち、家の中まで見ていったのは1組だけ。

内訳は、個人が2組、法人が2組。

 

最終的に、4組目の不動産会社が土地を買いたいと希望の売値を提示してきたのです。

 

 

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買主との価格交渉の経過

買主の不動産会社A社は、最初に売値を400万円下回る価格を提示してきました。

しかも、家の解体費用の300万円は売主負担(春香家負担)ですと!

 

「それは、ないわぁ(-"-)」

 

住宅メーカーは、大幅な値下げ交渉してくるものなんですね。

 

実質、希望売却価格から700万円も安くなってしまいます。

とてもそんな条件では売ることはできません。

1年経っても売れない人気のない我が家ですが、そんなにお値引きはしませんよ〜。

 

そこで、お断りをしたので、A社もあきらめるだろうなと思っていたら…

 

なんと今度は、希望売却価格プラス100万円(解体費込)を提示してきたのです。

解体費込みなので、希望売却価格から200万円安い価格になります。

A社はどうやらこの土地がどうしても欲しいらしい。

 

「だったら、売ります!」

 

と言うことで、やっと商談成立しました。

 

正直、最初のオファーを断った時、「この先、買ってくれる人が現れなかったらどうしようか」と不安になったこともありました。ずーっとこの土地から出ていけなくなってしまうのではと…

 

賭けではありましたが、最初の提示価格で売却しなくて良かった!

長かった不動産の売却活動は、やっと終わりました。

 

この続きはこちらへ。

慌てて短期の仮住まい探し~家の売却体験談3

家の売却体験談~不動産会社によって査定価格は大きく違う

去年から、売却活動を不動産会社に依頼しています。戸建ての売却は分からないことだらけでしたが、何とか契約までもう少しの所までこぎつけました。今回は、家の査定をお願いした時の査定価格についての体験談です。

売る家(戸建て)について

売りだす戸建ては、築29年の物件です。

家の面積、土地の面積は、広めですが、エリアははっきり言って田舎です。

 

最寄りの駅までは、徒歩20分かかります。バス停は近くにありますが、昼間は1時間に1本しか本数がありません(涙)

「おらこんな村嫌だ〜」と歌いだしたくなるような環境です。

 

家の売却~どこに査定してもらうのか?

私の周りには、戸建ての売却経験者は一人もいませんでした。

そこで、不動産の売却をするにあたって、色々調べることになりました。

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ブログで家の売却の体験談を書いている人の記事を読んだり、ユーチューブの不動産関連の動画を見たりして、知識を仕入れました。

 

家の売却活動の最初の一歩は、査定の依頼です。

 

家の売却価格がはっきりしないことには、次の住み替え先のめどもたちません。

転居先は、中古マンションを希望しています。

 

まず、3社に不動産査定を依頼することにしました。

今の家を建ててもらったA社、中小企業のB社、大手のC社です。ネットの口コミを調べたわけではなく、ただ単に知っている住宅会社を選んだのです。

 

訪問査定を依頼すると、査定の日程を決めます。

当日は、営業の担当者との面談と家の査定が合わせて、40分〜1時間ぐらい。

家の中や外回り、隣の家との境界線を確認して、後日、査定結果を持ってきてくれます。

 

査定結果が出るのは、約1週間後でした。

 

家の査定結果は?

さて、肝心の査定結果は、どうだったか?と言うと…

 

今の家を建ててもらったA社→3社の中で、飛びぬけて安い。全く話にならんわ。

 

中小企業のB社→A社よりは、1000万円高い査定だった。でも、査定後に営業のフォローの電話がなかった。

 

大手のC社→査定額は、B社と同じぐらい。でも、今の家を解体して更地にする条件なので、解体費が300万円余分にかかる。

 

何とも悩ましい結果になってしまいました。

 

この3社の中で、条件が一番良かったのはB社。でも、査定結果をもらってから、一度も連絡がない会社に頼むのははっきり言って不安です。やる気あるんかい?

 

そこで、もう一社だけ査定をお願いしてみることにしたのです。

 

今度は、ネットで調べた挙句、評判がいいD社。

D社は、査定額を出すのも早く、2日後には持ってきてくれました。

 

そして、驚くことに、D社の査定額はB社をさらに上回る金額でした。

不動産会社によって、査定額がこんなにも違うとは!

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もし家を売却するなら、4社以上から査定を取ることをおすすめします。

 

一括査定できるサイト⇒あなたのお家、今いくら?不動産一括査定で最高価格を知ろう!

 

不動産業者の中には、契約を結びたいがために、相場よりはるかに高い査定額を出す場合もあるので、他社と比べて高すぎる査定には注意です。
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専任媒介契約を結ぶ

最終的には、D社と専任媒介契約を結ぶことに決めました。

 

不動産の売主が、不動産会社に仲介をお願いする時は、媒介契約を結ぶ必要があります。媒介契約には3種類ありますが、一般媒介契約か専任媒介契約のいずれかを選ぶ人が多いようです。

 

一般媒介契約は、複数の不動産会社に依頼することができますが、専任媒介契約では1社のみと契約をします。

 

一般媒介契約 複数の業者に依頼できる。契約期間は自由。依頼者への報告義務はなし。指定流通機構への登録義務はなし。
専任媒介契約 複数の業者に依頼できない。契約期間は3ヶ月。依頼者への報告義務は2週間に1回以上。契約日から7日以内に指定流通機構へ登録しなくてはならない。
専任専属媒介契約 複数の業者に依頼できない。契約期間は3ヶ月。依頼者への報告義務は1週間に1回以上。契約日から5日以内に指定流通機構へ登録しなくてはならない。

依頼者とは、不動産の売主のことです。実際、営業活動の報告書が2週間に1度、郵送されてきました。

 

指定流通機構とは、国土交通大臣が指定する機関で、不動産会社は、契約した物件情報を一定の期間内に登録するように決められています。

 

専任媒介契約後に何をする?

D社と契約後に、家の検査(インスペクション)が行われました。不動産会社から依頼を受けた業者が床に傾きがないか一部屋ずつ調べたり、白アリが発生していないかなどを確認するものです。

 

そして、営業担当者が、不動産のサイトに載せる家の外観や室内の写真を撮りに来ます。

前もって、見栄えの悪い物をクロゼットに隠したりして体裁を整えてはいたけど、洗面所やキッチン、お風呂は、物を置いていない状態にしてほしいと言われたので、その場で急きょ片付けて撮影してもらいました。

 

さらに、土地の測量もしました。今の家を建てる時にも測量は当然しましたが、30年も前なので、再度測量する必要があるようです。

 

家の売却活動の続きはこちら。

 

中古戸建ての売却 内覧は何回あった?~家の売却体験談2

 

慌てて短期の仮住まい探し~家の売却体験談3