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ゆるいグルテンフリーでも効果はあるのか試してみた

3年前からゆるいグルテンフリーを始めました。完全にグルテンをとらないわけではなく、できるだけ小麦製品を減らすスタイルです。今回のブログでは、ゆるいグルテンフリーのやり方と効果についてお話しします。

 

グルテンフリーを始めた理由

私がグルテンフリーに興味を持ったのは、1冊の本がきっかけです。

 

Dr.白澤のアルツハイマー革命 ボケた脳がよみがえる 白澤卓二著

 

母が認知症だったので、アルツハイマーに関しては、人一倍敏感になっています。今までも専門家が書いた本を読んで情報を集めてきました。

 

認知症が改善すると話題になったデール・プレデセン博士の著書「アルツハイマー病の真実と終焉」のリコール法を、白澤先生が日本人向けに分かりやすく書いた本です。

 

アルツハイマーの原因はたくさんありますが、食生活に関しては、小麦製品や加工食品を食べる頻度を減らすように提言しています。

 

はっきり言って、この本の内容を全て実践できる人はほとんどいないでしょう。

 

私はゆるい砂糖断ちも実践していますが、「小麦製品を一切とっちゃダメ」と言われた方がきついです(T_T) パスタもパンもピザも大好きなので。

 

家では米粉のパスタを食べてはいますが、外食で小麦のパスタを食べると「やっぱり小麦のパスタはおいしいな」と感じます。

 

でも、できる範囲で減らすことなら可能です。

 

興味のある方は読んでみてくださいね→Dr.白澤のアルツハイマー革命 ボケた脳がよみがえる

 

ゆるいグルテンフリーのやり方

私は、50年近くと長〜い間、朝はパン食でした。ランチも麺類を食べることが多く、1日の食事の半分以上でグルテンを摂取していたのです。

 

そこで、食事内容をガラリと変えてみましたよ。

 

1.朝ご飯をお米に変えた

3年前から、朝にお米を食べるようにしました。お米だとおかずが必要ですが、サラダや梅干し、納豆ぐらいなら忙しくても時間はかかりません。時には魚を焼いたり、目玉焼きを作ったりとパン食の頃よりも栄養バランスも改善しました。

 

2.小麦製品を、米粉製品に変えた

以前はランチで、パスタや焼きそばなどの小麦製品を食べていましたが、米粉の麺に変えました。そばは、十割そばを選べば問題なし。

glutenfree2

 

カレーのルーもグルテンフリーの製品を使っています。グルテンが入っていなくても美味しいカレーは作れます。

 

幸い地元のスーパーのグルテンフリーコーナーで売られていたので、取り寄せをしなくても手に入れることができました♪

 

小麦粉は、もちろん米粉に置き換えて使っています。個人的には、魚や肉のソテーでまぶすなら米粉の方がカリッとした食感になるので好きなぐらい。

 

ただ、ひとつだけ残念なのが、米粉のパンの種類が少ないこと。

 

米粉パンを扱っている近所のスーパーでは、2種類のパンしかありませんでした。都会ならば、米粉パン専門店もあるでしょうが、田舎に住んでいるので、仕方ありませんね。

 

ネット通販なら手に入るけど、クール便を使うので送料もかさんでしまいます。

 

 

1週間の食事の回数は、1日3食×7日で21回。

 

グルテンフリーをする前は、1週間で14回は小麦製品を食べていました。

 

ところが、グルテンフリーを意識するようになってからは、小麦製品を口にするのは1週間のうち4回ほどとグーンと減ったのです。どれぐらいグルテンフリーが実践できているか手帳にメモってます。

 

結果として、以前より3分の1以下にまで減らすことができました。

 

こんなゆるい感じでやってる小麦粉断ちですが、どんな効果があったのでしょうか?

 

どんなグルテンフリーの食材を買っているのかを紹介した記事はこちら→美味しいグルテンフリーの麺やパンを紹介します

 

ゆるいグルテンフリーの2つの効果

グルテンフリー生活を始めてから、うれしい変化が体に起こりました。

 

1.倦怠感が軽減した

私は夏になると体のだるさに悩まされていました。何もしていない状態でも倦怠感が常にあり、ただ座っていても横になって休みたいと思うぐらいでした。そんな状態で無理やり仕事や家事をしていました。

 

でも、グルテンフリーを始めた最初の夏には倦怠感が軽減したのです。

今までの倦怠感を10とすると、グルテンフリー後は3か4ぐらい。

 

夏のだるさが完全になくなったわけではないけど、体が軽くなって動きやすくなりました!

 

それまでは、倦怠感を解消するために黒酢を飲んだり、サジーを飲んだり色々試していました。問題を解決するためには、何かを足さないといけないと思いこんでいました。

 

けれど、グルテンを減らして改善できるとは夢にも思わなかった。プラスではなく、マイナスすることで問題が解決したのです。

 

2.ダイエット効果があった

ゆるいグルテンフリーをしているだけでも、体重が減りました。

私は、8年前からゆるい砂糖断ちもしているので、スイーツを食べる頻度は、多くても月に3回までと決めています。3回食べたら、次の月になるまで甘いものは食べません。

 

砂糖断ちについて書いています⇒砂糖断ちで得られた3つの効果〜白砂糖をやめるとどうなるの?

 

砂糖断ちだけでも、体重は何キロか減りましたが、グルテンフリーと合わせるとやせる効果がアップすると実感しています。

 

毎日のように体重を計っていますが、小麦製品を続けて何日か食べると少しずつ体重が増えていくのです。

 

逆に、グルテンフリーな日が何日か続くと、また体重が戻っていく。確実に相関関係があります。

 

ゆるいグルテンフリーを始めてから、体の調子が良くなりました。グルテンフリーが必要ない人もいるでしょうが、私はグルテンを減らすことで生活の質が向上しました。